ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドで1974年後半から1975年初頭にかけてツアーやレコーディングに参加したイスラエル出身のバイオリニスト、ツルヤ・“スキー”・ラハヴが74歳で亡くなった。彼女は4月1日、癌により死去した。ラハヴはその期間中、重要な楽曲のバイオリンパートを担当し、ライブパフォーマンスでも演奏を行った。
ツルヤ・“スキー”・ラハヴは、エンジニアとして『Greetings From Asbury Park, N.J.』に携わっていた夫のルイス・ラハヴを通じて、1972年にブルース・スプリングスティーンと知り合った。彼女はニューヨーク州ブラウベルトで行われた『The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle』のレコーディングセッションに参加。アルバム収録曲「4th of July, Asbury Park (Sandy)」において、自身のバイオリンを多重録音することで「一人コーラス」のような効果を作り出したが、ライナーノーツにクレジットは記載されなかった。ラハヴは2007年の『エルサレム・ポスト』紙の取材に対し、「私たちは皆若かった。[スプリングスティーンは]まだ大スターではなかった。そうなる前で、ただユニークなアーティストだった」と当時を振り返っている。