イーロン・マスク氏はクリスマスイブに、テスラのミッション記述を「持続可能な豊かさ」から「驚異的な豊かさ」に更新すると発表、より喜びに満ちたトーンにするためだ。この変更は9月に公開された同社の最新マスタープランを指す。編集はマスク氏のソーシャルメディアでの遊び心あるスタイルに合致するが、戦略の大転換を示す可能性は低い。
テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、クリスマスイブに旧TwitterのXで、同社のミッション記述を修正する計画を共有した。「持続可能な豊かさ」を「驚異的な豊かさ」に置き換えると書き、「後者の方が喜びに満ちている」と付け加えた。
この微調整は、9月に公開されたテスラのマスタープラン第4部を対象としているようだ。同文書は「持続可能な豊かさ」を繰り返し使用し、テスラの製品・サービスが「世界の繁栄を加速」し、「より安全で清潔で楽しい世界」を育むと記述している。しかし、テスラの公式ミッションステートメントはウェブサイトに「世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速する」とあるまま。
マスタープランは公開時に高尚で曖昧だとして批判された。マスク氏は9月、投資系YouTuberのデイブ・リー氏のX投稿に返信し、「妥当だ。具体性を追加する」と認めた。「驚異的」調整がこうした懸念に対応するかは不明。
この変更は、マスク氏が最近承認したテスラの巨額報酬パッケージと重なる。数百万台の車、ロボット、ロボットタクシーを供給し、企業価値を今後10年で8.5兆ドルに引き上げるなどの目標達成で最大1兆ドル相当となる可能性。
マスク氏はXで自社企業の軽快な更新を頻繁に投稿する。アナリストらは、この編集はブランドトーンの軽量化を望むもので、根本的な方向転換ではないと指摘。テスラは業務時間外のコメント要請に応じていない。
発表は、テスラのEV、AI、エネルギー製品への野望の中で、マスク氏のポジティブ重視を強調する。