米国の電気自動車(EV)販売台数は5月に8万5000台を超え、昨秋の連邦税控除終了以降で最高を記録した。自動車メーカーによる多額のインセンティブを背景に、平均取引価格は引き続き下落している。
ケリー・ブルー・ブック(Kelley Blue Book)の最新データによると、5月のEV新車平均価格は5万4532ドルに下落した。これは前年比で4%の低下となり、11カ月連続の年次価格低下が続いている。自動車メーカーは取引価格の平均14%にあたる約7600ドルのインセンティブを提供した。これらの割引額は4月からほぼ横ばいで、業界平均を大きく上回っている。EV販売全体の約半分をテスラが占めた。テスラ車の平均購入価格は4月から1%、前年同月から3.4%それぞれ下落しており、販売の大半は「Model 3」(4万9082ドル)と「Model Y」(5万1537ドル)であった。ガソリン価格の上昇も需要を支えており、EV価格の低下と継続的な割引が購入者の反応を促している。