マーベル・シネマティック・ユニバースでワスプ役を演じたエヴァンジェリン・リリー氏が、マーベル・スタジオで行われた最近のレイオフ(人員削減)をめぐり、ディズニーを公然と批判した。同氏は、フランチャイズの成功を支えてきたアーティストたちがAIに置き換えられていると主張している。今回の削減により、マーベルの従業員数は約8%減少した。
ディズニーは、ビジュアル開発部門を含むマーベル・スタジオを対象とした全社的なレイオフを実施した。今回の削減は、映画・テレビ制作、コミック、フランチャイズ管理、財務、法務、ビジュアルデザインの各チームに影響を及ぼした。エンターテインメント業界の情報を扱う「デッドライン・ハリウッド」が2026年4月30日に報じたところによると、これは2024年に行われた小規模なレイオフに続くもので、全体で約8%の人員削減となった。『アントマン』(2015年)、『アントマン&ワスプ』(2018年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023年)でホープ・ヴァン・ダイン役を演じたリリー氏は、自身のInstagramで心境を明かした。同氏は、ワスプのスーツをデザインし、今回のレイオフで解雇されたアンディ・パーク氏についても言及し、「自分たちの力を築き上げた人々を支えにするどころか、切り捨てるためにその力を使うなんて恥を知るべきだ」と投稿した。動画声明の中でリリー氏は、マーベルのキャラクターやビジュアルを作り上げたアーティストたちをディズニーが解雇したことに対し、信じられないという思いを語った。「これらのキャラクターを最初に考案し、デザインした人々が、今やAIに置き換えられているのです」と述べ、これを「不快で恐ろしいこと」と断じた上で、「アンディ、そして解雇されたすべてのアーティストの皆さんに申し訳なく思います。私はアーティスト全員、そしてアンディと共にあります」と語った。