マーベル・スタジオのビジュアル開発ディレクターを務めたアンディ・パーク氏が、ディズニーによる大規模な人員削減の一環として、16年間在籍した同社を去った。パーク氏は自身のSNSで退社を発表し、40本以上の映画作品に関わった自身の貢献について誇りを語った。今回の退社は、ジョシュ・ダマロ新CEOの下で業務の効率化を図るディズニーの方針に沿ったものとなる。
アンディ・パーク氏は、2010年から2026年まで続いたマーベル・スタジオでの自身のキャリアに終止符を打ったことをSNSで明らかにした。パーク氏は「マーベル・スタジオのビジュアル開発:2010年~2026年。一つの時代の終わり。私は既存の枠組みを打ち破ったチームの立ち上げに立ち会った。16年間、40本以上の映画に携わり、ビジュアル開発ディレクターとして15本の映画を指揮した。私たちが築いた歴史をこれ以上ないほど誇りに思う」と綴り、「私の旅は続く…」と人員削減という状況下での前向きな姿勢を見せた。パーク氏は2010年の『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』から同スタジオでのキャリアをスタートさせ、その後『デッドプール&ウルヴァリン』のコンセプトアートや、『マーベルズ』におけるキャプテン・マーベルのコスチュームデザインなどを手掛けた。関係者によると、パーク氏の退社は、アサド・アヤズ最高マーケティング・ブランド責任者が率いるエンタープライズ・マーケティング部門への集約に伴い、ディズニーが約1,000人の人員を削減する計画の一環であるという。マーベル・スタジオが制作本数を縮小する中で、ロサンゼルスとニューヨークのスタッフが影響を受けている。ジョシュ・ダマロ新CEOの下、ディズニーは全社的に「業務の効率化」を目指している。マーベルは今後、小規模なビジュアル開発チームを維持しつつ、プロジェクト単位での雇用やアーティストとの協力関係を継続する方針である。ライアン・マイナーディング氏は引き続きビジュアル開発の責任者を務め、チームは同氏の下で報告を行う体制となる。