先週末、フランス、ベルギー、オランダ各地の主要な音楽イベントで、猛暑と嵐の影響により中止や避難措置が取られた。主催者は、記録的な気温の中で前例のない混乱が生じたと説明している。
オランダのビッディングハウゼンで開催予定だった収容人数5万人規模のダンスイベント「Defqon.1」は、オランダ当局が極度の暑さを示すコードレッド警報を発令したため、6月26日に中止となった。現地にいた数千人のファンは前夜のうちに避難しており、主催者のQ-Danceは払い戻しを行うとともに、今回の事態は最悪のシナリオであったと述べている。
ブリュッセル近郊で開催された「Werchter Boutique」では、ケイティ・ペリーのヘッドライン公演が雷雨のため中止となった。フランスのティロロワで開催された「C Trop Music Festival」では、B-52'sのステージが開始数分前に中断され、強風で足場が倒壊したことにより機材が破損する被害が出た。
その他、フランスの「Garorock」、ベルギーの「Paradise City」、オランダの「Scandal」といったイベントでも混乱が生じた。欧州フェスティバル協会のホルガー・シュミット氏は、これほどの規模の熱波はかつて記憶にないと語った。
英国では6月26日にサフォーク州で気温が37.3℃を記録したが、ハリー・スタイルズやテイク・ザットのコンサートの一部は、追加の安全対策を講じた上で実施された。