福岡高裁は月曜日、福岡県飯塚市で1992年に発生した7歳の女児2人殺害事件の再審を求める上告を棄却した。この事件で死刑判決が確定した元死刑囚の弁護側は、最高裁への特別上告を計画している。
福岡高裁は2月17日、1992年に福岡県飯塚市で起きたいわゆる「飯塚事件」に関する再審請求の開廷を棄却した。この事件では、熊道彦被告(当時)が無罪を主張していたが、DNA鑑定結果と目撃証言に基づき2006年に死刑判決が確定。被告は2008年に70歳で執行された。
弁護側は高裁の決定に対し、最高裁への特別上告を準備中だ。この事件は小学校の児童を標的とした残虐な殺人として注目を集め、日本国内の死刑制度に関する議論を呼び起こした経緯がある。
高裁の決定は、既存の証拠が再審の要件を満たさないとの判断に基づく。弁護側は一貫して被告の無実を主張し、過去の司法判断に疑問を呈してきたが、今回の棄却により再審の道はさらに遠のいた形となった。