神奈川県在住の50代女性が、息子夫婦から生まれたばかりの孫に十分に会えないことに悩んでいる。車で15分ほどの距離に住むにもかかわらず、訪問を断られることがあり、専門家に相談した。大学学長の小日向正美氏は、嫁の負担を考慮し、スペースを与えるようアドバイスしている。
神奈川県のWさんは、50代のパートタイム労働者で、第二の息子の妻が約8ヶ月前に第一号の孫を出産した。息子夫婦の家は車で15分ほどの近所にあり、Wさんは事前に連絡して月2回ほど訪れ、30分ほど孫と過ごしていた。しかし最近、到着したところを嫁が玄関で「子どもが寝たばかりなので、明日来てください」と断られ、中に入ることすらできなかった。
夫は息子夫婦がWさん宅を訪れた際に、孫を抱っこできたのはわずか2回だけだ。Wさんは「遠くに住んでいれば我慢できるが、近くにいるのに子どもの成長が早いと思うと悲しい。家族で孫の誕生を楽しみにしていたのに」と手紙に綴っている。
アドバイザーの小日向正美大学学長は、Wさんの気持ちに同情しつつ、嫁の立場を考えるよう助言する。「生後8ヶ月は親にとって常に挑戦的だ。夜泣き、授乳、入浴など、睡眠不足と休みのなさの中で、義母の訪問が家が片付いていない時にストレスになるかもしれない」と指摘。Wさんにとっては「月2回だけ」でも、嫁には「月2回も」感じる可能性があるとし、玄関で断られたのは失礼だが、嫁が限界だったのかもしれないと分析する。
小日向氏は、孫が初めてのため強い思いは理解するが、嫁のケアを優先すべきだと述べる。息子夫婦を家に招いてゆったり食事をする、オンラインで孫の顔を見るなどの方法を提案。近くに住むからこそ、精神的なスペースを与える努力が、長く孫を見守る助けになると結んでいる。