下院司法委員会は2026年4月22日、サラ・ドゥテルテ副大統領に対する弾劾審問の3日目を再開し、副大統領の不明朗な資産疑惑に焦点を当てた。議員らは、4月21日に入手した重要書類に基づき、資産・負債・純資産申告書(SALN)、証券取引委員会(SEC)の記録、所得税申告書を精査したほか、アントニオ・トリリャネスIV元上院議員やフィリピン・マネーロンダリング防止評議会(AMLC)のエリ・レモロナ・ジュニア議長らの証言を聞取した。
マニラ — 下院司法委員会は4月22日、サラ・ドゥテルテ副大統領に対する弾劾手続きの3回目の審問を行い、不明朗な資産疑惑に議論を移した。委員会は、オンブズマンから提出された資産・負債・純資産申告書(SALN)や所得税申告書、および彼女が関連する企業の証券取引委員会(SEC)関連文書を検証した。
アントニオ・トリリャネスIV元上院議員は、ドゥテルテ副大統領とその父ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領が保有する数百万ペソ規模の銀行口座に関する主張を裏付けるために召喚された。また、AMLCのエリ・レモロナ・ジュニア議長が証言し、ドゥテルテ氏本人および夫のマナセス・カルピオ氏に関わる銀行記録を提出した。
今回の審問は、機密費の流用に関するこれまでの議論を受けたもので、2022年に1億2,500万ペソが渡されたと証言したラミル・マドリアガ氏の証言なども含まれている。委員のジア・アロント・アディオン議員は、公聴会を4月29日までに終了し、5月4日までに本会議へ報告書を提出する予定であると述べた。下院には、2月23日から数えて60会期日となる6月下旬までに弾劾手続きを進める期限があり、上院での審理へ進むには本会議の3分の1の承認が必要となる。