HTX、トランプ氏支援のステーブルコイン「USD1」を上場廃止へ ウォレット凍結を受け

暗号資産取引所HTXは、ステーブルコイン「USD1」をプラットフォームから上場廃止し、顧客の残高をUSDTに変換すると発表した。この措置は、World Liberty Financialによる取引所ウォレットの凍結を受けたもの。今回の動きは、ロシアの金融ネットワークを標的とした英国の制裁への準拠に起因している。

HTXは、6月7日からUSD1を永久的に上場廃止すると発表した。取引所は、対象となる個人顧客の残高を1対1の割合でテザー(USDT)に変換する。USD1が関与する取引ペアは、6月5日13:00(UTC)に取引を停止した。今回の凍結は、5月26日に英国がHuobi Global S.A.に対して発動した制裁に端を発しており、World Liberty Financialがプロトコルレベルで制限を適用した形となった。HTXは、影響を受けたウォレットには個人顧客の資金のみが保管されており、制裁対象の組織とは一切関係がないと主張している。HTXの広報担当であるMolly Fu氏は、ロックされた資金は一般の個人購入者のものであり、取引所として即時の制限解除を求めていると述べた。交渉が継続される間、関連するすべての取引ペアは停止状態が続く。World Liberty Financialは、2025年9月のJustin Sun氏に対する凍結措置など、これまでにも同様のウォレット凍結を行っている。USD1トークンの流通供給量は46億ドルを超えている。

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