ロシアは、ルーブル連動型ステーブルコイン「A7A5」が制裁回避やウクライナでの戦争資金調達に利用されていると主張する報告書をまとめた、英国籍のアレクサンダー・ブラウダーさん(17)に制裁を科した。
プーチン大統領の批判者として知られるビル・ブラウダー氏の息子であるアレクサンダー・ブラウダーさんは、シンクタンク「ヘンリー・ジャクソン・ソサエティ」のためにこの報告書を執筆した。報告書は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻後に科された制裁を回避するために設計されたA7A5ステーブルコインを取り扱う取引所に対し、西側諸国が圧力をかけるよう勧告している。ロシア外務省は、これらの主張を「中傷的な憶測であり、虚偽の情報」と評した。ブラウダーさんは、他の英国人3名やワシントン・ポスト紙の記者であるキャサリン・ベルトン氏と共に制裁対象となった。ブラウダーさんは水曜日にXへの投稿で、この制裁を「名誉の印」と呼んだ。今回の措置は、ロシアによる暗号資産を利用した制裁回避の疑いに関する同氏の調査を受けたものである。