イガ・シフィオンテクは、長年専属の心理カウンセラーを務めるダリア・アブラモビッチとの協力関係に再び注目が集まる中、彼女を支持する姿勢を明確にした。世界ランキング3位のシフィオンテクは、ウィンブルドン選手権でのタイトル防衛を前に、英紙『ザ・タイムズ』のインタビューでこの件について語った。
シフィオンテクは、2024年後半に汚染されたメラトニンのサプリメントから禁止薬物が検出され、1カ月の出場停止処分を受けた当時のどん底の状況を振り返った。彼女はその数週間の精神的苦痛について、「基本的には数週間ずっと泣いていた」と述べ、コートに戻ることさえ困難だったと明かした。2019年からシフィオンテクを支えてきたアブラモビッチは、その期間中に不可欠なサポートを提供した。シフィオンテクは、最高レベルで戦うために必要な感情的・認知的スキルの構築において、彼女の貢献があったと認めている。また、ポーランド出身の同選手は、エマ・ラドゥカヌとの契約終了を経て2026年初頭に自身のスタッフに加わったフランシスコ・ロイグとの新たなコーチ体制についても触れた。4月にマヨルカ島で行われたラファエル・ナダルも同席したトレーニングセッションは、彼女がテニスへの喜びを取り戻す助けとなった。シフィオンテクは21勝11敗という成績と、今季の全仏オープン4回戦進出という結果を携えて2026年のウィンブルドンに臨む。彼女がタイトルを獲得したのは、2025年7月にヴィーナス・ローズウォーター・ディッシュ(女子シングルス優勝杯)を手にして以来のことである。