ジェームズ・ガンは、DC映画『The Authority』の制作が中断されたことを発表した。かつてはDCスタジオの優先事項だったこのプロジェクトだが、より広大なDCユニバースへの組み込みにおいて課題に直面している。ガンは、『Booster Gold』や『Paradise Lost』といった他のプロジェクトについては今後も進行中であることを明かした。
ジェームズ・ガンはThreadsを通じて、長編映画『The Authority』の制作が一時的に棚上げされたことを明らかにした。ガンは「私は最初から『The Authority』の脚本や監督をする意図はなかった」と述べたうえで、「脚本が仕上がっていなかったことに加え、それ以上に、ストーリーや現実的な懸念の観点から、より大きなDCUの枠組みの中でうまく機能しなかった。いつか実現するかもしれないが、すぐではないだろう」と語った。このアンチヒーローチームを描く映画は、2023年1月にガンがピーター・サフランと共にDCスタジオの共同トップに就任した際、主要プロジェクトの一つとして発表されていた。『The Authority』は1992年に立ち上げられたコミックが原作で、惑星防衛組織ストームウォッチが壊滅した後、ジェニー・スパークス、スウィフト、ジャック・ホークスムーア、エンジニア(アンジェラ・スピカ)、ジェロエン・ソーンダイク、アポロ、ミッドナイターといった元メンバーらによって結成された。ガンは、政府の忠告を無視して脅威に直接対処する彼らの過激なアプローチを高く評価していた。1年前の2025年2月、DCのプレスイベントにおいて、ガンは開発上の困難について触れており、「もし正しく作るのであれば、非常に大掛かりな映画になる。『スーパーマン』や私たちが急速に準備を進めた他のいくつかの映画の要素が、『The Authority』の内容と少し重複してしまう部分がある。(脚本の)完成には難航している」と述べていた。一方でガンは、他のタイトルについては前向きな進捗を伝えている。「インポスター症候群」に悩みながらスーパーヒーローを装う未来の詐欺師を描くドラマシリーズ『Booster Gold』は現在も開発が進行中であり、ワンダーウーマンの誕生以前のセミッシラを舞台に、「ゲーム・オブ・スローンズ」のようにアマゾン族の社会の陰謀を描く政治ドラマ『Paradise Lost』も同様に進められている。