日本の公正取引委員会は、マイクロソフトが競合クラウドサービス上で自社ソフトウェアを使用する企業に高いライセンス料を課している疑いで、独占禁止法違反の調査を開始した。関係者によると、同委員会は水曜日、マイクロソフトの日本子会社に立ち入り検査を実施した。マイクロソフトは調査に全面的に協力する方針だ。
日本の公正取引委員会(JFTC)は、水曜日にマイクロソフト・コーポレーションに対する調査を開始した。この調査は、マイクロソフトが自社ソフトウェアをMicrosoft Azure以外の競合クラウドプラットフォーム上で使用する場合に高いライセンス料を課している疑いによるもので、独占禁止法違反の可能性を疑っている。関係者によると、JFTCは同日、東京にあるマイクロソフトの日本子会社に対して立ち入り検査を行った。
マイクロソフト365ソフトウェアスイートやWindowsオペレーティングシステムは、Azure以外のクラウド上で動作させる場合に通常より高いライセンス料が発生する仕組みだ。クラウドサービスは、企業や個人がインターネット経由でソフトウェアやストレージを利用し、自社サーバーを所有せずに済む利便性を提供する。
マイクロソフトの日本法人 は声明で、「委員会の調査に全面的に協力する」と述べた。この調査の背景には、Amazon.com Inc.やGoogle LLCとの激しいクラウド市場競争がある。JFTCは、マイクロソフトがソフトウェア分野での支配力を利用して競争を不当に阻害しているかどうかを検証する。
近年、JFTCは大手テック企業に対する規制を強化している。2024年にはAmazon Japan G.K.に対して立ち入り検査を実施し、独占禁止法違反の疑いで調査中だ。同社はプラットフォーム上で目立つ位置に商品を表示させる見返りに小売業者に値下げを強要した疑いが持たれている。また、2025年にはGoogleに対し、スマートフォンメーカーへの検索エンジンやブラウザのプリインストール強要を禁じる措置を命じた。
このような動きは、急速に拡大するクラウド市場での公正な競争を確保するためのものだ。