日本政府は7日、米国の新関税措置から日本を除外するよう米国に要請した。経済産業相の赤沢亮正氏はワシントンで米商務長官ハワード・ルトニック氏と会談し、両国間の投資計画も議論した。この要請は、トランプ大統領が先月発表した関税強化に対するもので、米最高裁の判決後の措置だ。
2026年3月7日、ワシントンで経済産業相の赤沢亮正氏は米商務長官ハワード・ルトニック氏と2時間の会談を行った。赤沢氏は、ドナルド・トランプ米大統領が2月24日に発表した全輸入品に対する10%の関税(将来的に15%に引き上げ予定)から日本を除外するよう求めた。この関税は、米最高裁判所が先月「相互関税」を無効とした後の措置で、貿易法第122条に基づく。
赤沢氏は会談後、記者会見で「昨年合意した二国間協定の結果に比べて、日本を不利な立場に置かないようワシントンに要請した」と述べた。昨年、日米はほぼすべての日本輸入品に15%の基準関税を設定し、自動車の27.5%や他の品目の当初25%から引き下げ、15%以上の既存関税品目への積み重ねを避ける特別規定を設けていた。新関税にはこうした規定がなく、日本側の負担増が懸念されている。一部の外国メディアは、欧州連合からの輸入品に10%の関税を維持する可能性を報じている。
両氏はまた、日本が約5500億ドル(約87兆円)の対米投資パッケージについても議論した。昨年合意に基づくもので、建設中の原子力発電所が第2ラウンドの有力候補だ。ロイター通信によると、西屋(Westinghouse)社を伴う原子力プロジェクトが含まれる可能性がある。先月発表された第1ラウンドの3プロジェクトは合計360億ドルで、海上掘削、天然ガス生産、合成ダイヤモンドをカバーする。
米商務省はX(旧Twitter)で、投資合意後の経済関係強化を目的とした会談だったと述べ、関税については言及しなかった。赤沢氏は米側の反応を明らかにしなかった。安倍首相の3月19日の訪米を前に、エネルギーと重要鉱物での協力も確認された。