日本のビール大手キリンホールディングスは、ケンタッキーのバーボン・ブランド「フォア・ローゼンズ」を米国のE&Jガロ・ワイナリーに最大7億7500万ドルで売却すると発表した。この取引は第2四半期に完了する見込みで、キリンは自社の強みを活かした事業に資源を再配分する狙いだ。
キリンホールディングス(2503.T)は2月6日、2002年に取得したフォア・ローゼンズのバーボン・ブランドをE&Jガロ・ワイナリーに最大7億7500万ドルで売却すると発表した。取引完了は第2四半期を予定している。
キリンはこの売却により、「自社の組織能力を活かしてさらに成長できる事業に資源を再配分する」と述べ、詳細は明らかにしなかった。同社は飲料・ビール事業を主力とし、医薬品子会社の協和キリン(4151.T)も保有している。
10月にフィナンシャル・タイムズが報じたところによると、キリンは日本での苦戦するスピリッツ部門から撤退し、ヘルスケア事業に注力する方針だ。
ガロの広報担当者は、フォア・ローゼンズの運営、生産、流通に変更はないと述べた。キリンによると、同ブランドは取得以来、特に米国市場で強い成長を遂げてきた。
この動きは、キリンが非中核資産の整理を進める一環とみられる。