暗号通貨取引所Krakenは、米国市場での新規株式公開(IPO)の準備中、主財務責任者(CFO)のStephanie Lemmermanを解雇した。この措置は、同社の経営陣の変動の中で行われた。Krakenは解雇についてコメントを拒否した。
Krakenは主要な暗号通貨取引所として、2026年2月10日にStephanie LemmermanをCFOの役職から解雇したと報じられている。Coindeskが引用した情報筋によると、Lemmermanは2024年11月に同社に入社し、16か月間CFOを務めた後、戦略顧問のポジションに移った。 以前Krakenの事業拡大担当副社長だったRobert MooreがCFOの職務を引き継いだ。同社親サイトのリーダーシップページではMooreを副CFOとして記載しており、Lemmermanの言及はない。ある情報筋は、これらの変更がKrakenの財務部門が従来のバックオフィス業務からより製品指向の機能へ進化していることに沿ったものであると指摘した。 この解雇は、KrakenがIPOに向けた準備を進める中で発生した。同社は2025年11月に機密申請を提出し、数回の資金調達ラウンドで8億ドルを調達し、企業価値を200億ドルとした。 この事態は、公開上場を目指す暗号通貨企業全体の広範なトレンドに適合する。直近の例として、昨年上場し初期取引で好調だったCircleとFigure、8月のBullish、9月のGeminiがある。先月のPYMNTSレポートは、これらのIPOが保管、コンプライアンス、決済、セキュリティなどのインフラに焦点を当て、機関投資家の関心を集めている点を強調した。従来のユーザー成長や取引量を重視したサイクルとは異なり、現在の波は過去の技術革命における「ピック・アンド・ショベル提供者」に似ていると指摘した。 PYMNTSが連絡したKrakenは、経営陣の変更についてコメントを拒否した。