米下院監視委員会のジェームズ・カマー委員長は、機密情報に関与していた元科学者11人が死亡あるいは失踪した背後には、何らかの邪悪な意図が隠されている可能性があると述べた。同委員長は今後、FBI、NASA、エネルギー省などの主要機関のトップを聴取する方針である。FBIは、機密業務や外国勢力との関連の可能性を視野に捜査を進めている。
ケンタッキー州選出の共和党議員であるジェームズ・カマー氏は日曜、FOXニュースに対し、同委員会が国防総省、FBI、NASA、エネルギー省に対し、これら機関に関係していた11人の人物に関する詳細な情報のすべてを開示するよう通知したと語った。カマー氏は「これらの断片をつなぎ合わせたい」と述べた。さらに同氏は、外国が米国の核技術を狙っており、これらの科学者は死亡または失踪するまでその最前線にいたと付け加えた。ホワイトハウスは先週、これらの事案を調査する方針を発表したが、ドナルド・トランプ大統領は、これらが偶発的な出来事であることを願うと表明した。キャッシュ・パテル長官率いるFBIは、州や地方当局と連携し、殺人事件や行方不明者報告から得られた証拠の集約を進めている。パテル長官はFOXニュースに対し、「すべての情報を一つに統合するつもりだ」と語り、個々のケースは多岐にわたるものの、機密情報との関連や外国の関与に焦点を当てていると指摘した。具体的な事例としては、2025年6月のハイキング中に行方不明となったNASAの科学者モニカ・ハシント・レザ氏、2月に自宅のポーチで射殺された天体物理学者のカール・グリルマイヤー氏、2025年12月に自宅で殺害されたMIT物理学者のヌノ・ロウレイロ氏、3月にアルバカーキの自宅から姿を消した空軍少将ウィリアム・マッカスランド氏、2025年にアルバカーキで失踪したカンザスシティ国家安全保障キャンパスの契約社員スティーブン・ガルシア氏、そして3か月の失踪の末にマサチューセッツ州の池で遺体で発見された製薬科学者のジェイソン・トーマス氏などが含まれている。