ロサンゼルス・エンゼルスのジョシュ・ロウとシンシナティ・レッズのナサニエル・ロウが、金曜日にグレート・アメリカン・ボール・パークで行われた試合を前に家族としての再会を果たした。この対面は、二人の母であるウェンディさんが3月に膠芽腫のため60歳で亡くなって以来、初めてのレギュラーシーズンでの直接対決となった。父親のデビッドさんも友人や家族と共に駆けつけた。
この対面は、レッズが打撃練習を終え、エンゼルスが練習の準備に入るタイミングで行われた。マイク・トラウトも二人の会話に加わり、プロとしてのライバル関係の合間に和やかなひとときが流れた。デビッド・ロウさんは、妻ウェンディさんの死後、息子たちがメジャーリーグの舞台で競い合う姿を初めて見届けた。ナサニエル・ロウは先月、母の強さについて記者団にこう語っていた。「母と同じタイプの癌を患った多くの人は、もっとずっと早く亡くなってしまう。だから母が33ヶ月もの間戦い抜いたことは、本当に特別なことだった。結局のところ、母の痛みが終わったことを嬉しく思う。今はゆっくり休んでほしい。母は素晴らしい人生を私たちに与えてくれたし、最高の母親だった。それ以上のことは望めないよ」。その数時間後、ナサニエルはドジャースとのスプリングトレーニングの試合で3ランホームランを放っている。ジョシュ・ロウは試合前に父親についてこう話した。「父は大丈夫だよ。二人の息子がメジャーリーグでプレーする姿を見に来られて興奮しているし、今夜は素晴らしい夜になるはずだ」。兄弟は野球の話を交えつつも、会話は家族としての穏やかな時間を大切にしている。お互いの成績を注視しており、ジョシュは試合後にメッセージを送り合っていると語った。この試合を迎える時点で、ジョシュは12試合に出場し打率.091、1本塁打、3打点、ナサニエルは7試合で打率.214、2打点だった。金曜日の試合ではジョシュが6回にホームランを追加した。エンゼルスのカート・スズキ監督は、この兄弟対決について「本当にクールだと思う。自分の子供たちがメジャーリーグで対戦する姿をぜひ見てみたいものだ。本当に素晴らしいことだよ。明らかに彼らの才能と努力の証だ」と称賛した。