1945年の東京大空襲から81年をむかえ、東京都墨田区の東京都慰霊堂で犠牲者を追悼する式典が10日行われた。秋篠宮同妃両殿下や小池百合子都知事、遺族らが参列した。この空襲では約10万人の命が失われたとされる。
1945年3月10日の未明、米軍のB-29爆撃機が東京の墨田区をはじめとする地域に焼夷弾を投下した東京大空襲は、約10万人の死者を出した。この攻撃から81年となる2026年3月10日、東京都墨田区の東京都慰霊堂で犠牲者を悼む追悼式が執り行われた。
式典には秋篠宮文仁親王、同妃紀子妃両殿下が出席し、小池百合子東京都知事や遺族らも参列した。冷たい雨の中、朝早くから多くの人々がホール前の献花台に花を捧げた。
千葉県我孫子市の81歳の女性は、自身のアントと4人の若いいとこを失った経験を語った。遺体が回収されなかったアントといとこたちのことを忘れたくないとして、毎年この場を訪れているという。「二度とこれほど多くの民間人を巻き込む戦争が起きないことを願います」と語った。
この式典は、戦争の悲惨さを後世に伝える機会として位置づけられている。