数千人の香港市民が激しい雨の中、清明節の墓参りに訪れた。旺福苑の火災被災者らも現場に戻り、犠牲者を悼んだ。午後2時5分には天文台から豪雨注意報が発令されるほどの雷雨に見舞われた。11月26日に大埔の団地で発生したこの火災では、168人が死亡し、5000人が家を追われた。
4月5日、香港は清明節を迎え、数千人の市民が激しい雨をものともせず、墓参りをして故人を偲んだ。雷を伴う雨雲の接近により空は暗くなり、香港天文台は午後2時5分に豪雨注意報を発令した。大埔の旺福苑で発生した火災の被災者にとって、この日は新たな苦しみを呼び起こすものとなった。11月26日、大規模改修工事中だった団地の8棟のうち7棟が炎に包まれ、168人が死亡、5000人が避難を余儀なくされた。一部の住民は焼け残った建物に戻り、犠牲者を悼んだ。ヤウさん(78)と妻のヤウさん(70)と名乗る夫婦は、団地のそばのベンチに静かに座り、焼け跡を見つめていた。サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた通り、多くの中国系家族にとって先祖の墓を訪れる春の伝統は大切なものだが、旺福苑の被災者にとっては、さらなる悲痛な一日となった。