2025年のF1アカデミーでタイトルを獲得したばかりのメルセデス開発ドライバー、ドリアン・ピンが、シミュレーターセッションでの好成績を受け、F1マシンのプライベートテストを行うことが決定した。フランス出身の同レーサーはポッドキャスト番組『Beyond The Grid』に出演し、準備状況やF1への抱負を語った。
ピンは、シミュレーターでの好調なパフォーマンスを受け、メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフが今回のプライベートテストを承認したと明かした。彼女は番組の中で、「シミュレーターでの作業は非常に順調で、結果も良かった。それが今回のプライベートテストのアイデアにつながり、本物のF1マシンをドライブするチャンスをもらえることになったのです」と語っている。
22歳のピンは、現時点ではシート合わせには至っていないものの、コース上で自身のポテンシャルを証明するため、万全の準備に集中している。メルセデスの開発ドライバーという新たな役割を足がかりに、F1グリッド到達という目標に向けて前進することになる。
今年からLMP2プロ・アマクラスで耐久レースに復帰しているピンがテストを実施すれば、2023年にアストンマーティンでテストを行ったジェシカ・ホーキンス以来、女性として初めてF1マシンのプライベートテストを行うことになる。なお、F1のレースウィークエンドに参加した最後の女性ドライバーは、2014年にウィリアムズから出走したスージー・ヴォルフである。