ミシガン州上院選に立候補している民主党のアブドゥル・エル=サイード氏は火曜日、ミシガン州立大学とミシガン大学で極左ストリーマーのハサン・ペイカー氏と共に選挙活動を行い、ペイカー氏の過去の物議を醸す発言を否定することを拒否した。エル=サイード氏は、批判を求める声を「揚げ足取りのゲーム」と呼び、左派の有力者と連携することで支持層を広げる姿勢を正当化した。この共演には、民主党・共和党双方から批判の声が上がっている。
ミシガン州イーストランシング — ミシガン州の米国上院選民主党候補であるアブドゥル・エル=サイード氏は、ミシガン州立大学で約400人が集まった選挙イベントにハサン・ペイカー氏と共に登場した。両氏は火曜日にアナーバーのミシガン大学も訪れている。POLITICOのインタビューに対し、エル=サイード氏はイスラエルや米国の外交政策などに関するペイカー氏の過去の発言を非難すべきだという声を退け、「こうした揚げ足取りのゲームやプラットフォームの監視、キャンセルカルチャーはもう終わったものだと思っていた」と述べた。さらに同氏は「誰かの見解を否定するためにここにいるわけではない」と付け加えた。エル=サイード氏は、2026年の中間選挙を控え、2024年に苦戦した若年層との関係を再構築するためには、ペイカー氏のような人物を迎え入れることが民主党にとって不可欠だと主張した。YouTubeとTwitchで400万人以上のフォロワーを持つペイカー氏は、これまでアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員やロー・カンナ下院議員、バーニー・サンダース上院議員といった革新派の民主党議員を自身の番組に招き、ジョン・オソフ上院議員を支持したこともある。2019年にはライブ配信の中で「アメリカは9/11(テロ)を受けて当然だった」と発言し、後に謝罪している。2023年10月7日のハマスによるイスラエル攻撃後、ペイカー氏はガザにおけるイスラエルの対応を非難したが、その発言は一部から反ユダヤ主義的であると指摘されている。また、ヒズボラを成功した抵抗グループとして称賛したり、家主やリック・スコット上院議員に対する暴力を促すなど、挑発的な発言も繰り返してきた。民主党予備選でエル=サイード氏と争うヘイリー・スティーブンス下院議員やマロリー・マクモロー州上院議員らは、ペイカー氏の反ユダヤ的なレトリックを批判している。ジョン・フェッターマン上院議員は、民主党員が彼と関わることに衝撃を隠せず、「信じられない。私の党にもハサン・ペイカーとイベントを行うことを誇りに思う者たちがいる。彼は『アメリカは9/11を受けて当然だ』と言った人物だ」と述べた。共和党は、エル=サイード氏のコメントが収められた動画をオンラインで拡散している。ペイカー氏はこれらの攻撃を、イスラエルの米政策への影響力について議論することを避けるための「中傷」として退けている。