MicroStrategyの株価はボクシングデーにビットコインの反発を受けて1%以上上昇し160ドルに達したが、デスクロスパターンを形成した後、さらに下落圧力に直面している。同社の企業価値純資産倍率が初めて1を下回り、従来のプレミアムの終焉を示唆している。ビットコインの継続的な弱さと株式希薄化が圧力を増大させている。
MicroStrategyの株(ティッカーMSTR)は、2025年12月26日に控えめな上昇を見せ、1%以上上昇して160ドルとなり、月間の安値157ドルを上回った。この動きはビットコインや他の暗号資産の慎重な回復と一致した。しかし、アナリストらはさらなる下落リスクの高まりを指摘している。
主な懸念は3日足チャートでのデスクロスの形成で、50日加重移動平均が200日平均を下抜けした。株価は230ドルの重要なサポートを割り込み、3月以来の安値を更新し、フィボナッチリトレースメント61.8%レベルを破った。予測では、特に126ドルのフィボナッチ78.6%レベルを下抜けした場合、100ドルの心理的節目への下落が懸念される。
これに加え、MicroStrategyの企業価値純資産価値(mNAV)が0.988とマイナス転換し、企業価値が590億ドルに対しビットコイン保有額が597億ドルとなった。基本時価総額ベースの純資産価値は0.763で、年初来のプレミアムを帳消しにした。この変化はビットコインが年初来高値の126,200ドルから88,800ドルへ急落したことが一部原因で、同社の暗号資産保有価値を減少させた。
さらなる希薄化の可能性もあり、市場上でのオファリング残高が118億ドル超で、発行済株式数が2022年の9,320万株から2億6,700万株超へ増加した。ビットコイン自体も日足チャートでデスクロスとベアリッシュペナントを示しており、80,000ドルが次のターゲットとなり得る。
これらの要因はMSTRに対する持続的な下落圧力を示しており、暗号資産市場全体のボラティリティを反映している。