メジャーリーグベースボール(MLB)は金曜日、フリーエージェントの外野手マックス・ケプラーがパフォーマンス向上薬エピトレンボロンの陽性反応で80試合の出場停止処分を受けたことを発表した。昨年フィラデルフィア・フィリーズでプレーした32歳は、この処分を異議なく受け入れた。ケプラーはチームと契約した場合、2026年のポストシーズン出場資格を失うことになる。
ベースボールコミッショナー事務局は、ケプラーがMLBの共同薬物防止・治療プログラムに違反したとして出場停止を確定した。エピトレンボロンはアナボリックステロイド・トレンボロンの代謝物で、一部のボディビル製品や牛の成長促進に使用される。2005年の処分詳細公表開始以降、MLBで初のこのような事例となる。ケプラーは2009年に16歳でミネソタ・ツインズと契約したドイツ出身者で、11年間のMLBキャリアの最初の10年をミネソタで過ごした。彼は2024年12月に2025年シーズン向けの1年1,000万ドルの契約でフィリーズに移籍し、プラトゥーン外野手として127試合に出場した。成績は打率.216、出塁率.300、長打率.391、18本塁打、52打点だった。2024年には左膝蓋腱炎に悩まされ、シーズン後にスポーツヘルニアの治療でコア手術を受けた。通算成績は打率.235、出塁率.316、長打率.425、179本塁打、560打点、WAR20.6。最高の年はツインズでの2019年で、36本塁打、90打点、OPS.855を記録した。ミネソタでは3度20本塁打以上を達成した。2025年11月以降フリーエージェントのケプラーは、契約がなくても即時出場停止を開始でき、処分期間に充当される。2026年に契約した場合、出場停止期間中の給与はなく、ポストシーズン出場も禁止される。発表時、ケプラーの代理店や選手会からのコメントは得られなかった。2025年には14選手が陽性で出場停止となり、メジャーリーグプログラム下ではアトランタのユルキソン・プロファー(3月31日)とフィラデルフィアのホセ・アルバラード(5月25日、減量薬由来の外因性テストステロン)が該当した。