Moonshot AIは木曜日、主要なコーディングのリーダーボードで米国の有力モデルを上回る性能を示したオープンウェイトモデル「Kimi K3」を公開した。この発表を受け、金曜日の市場では半導体株や暗号資産が下落した。
北京を拠点とする同社は、2.8兆パラメータのMixture-of-Experts(MoE)モデルを発表した。このモデルは100万トークンのコンテキストウィンドウを備えている。Arenaのフロントエンド・コード・リーダーボードにおいて、Kimi K3は1,679ポイントを記録し、AnthropicのClaude Fable 5(1,631)やOpenAIのGPT-5.6(1,618)を上回った。
同モデルは7月27日に一般公開される予定である。オープンウェイトライセンスにより、誰でも無償でダウンロードして実行することが可能となる。
ビットコインやイーサリアムなどの主要な暗号資産は、AI関連株とともに下落した。トレーダーらは、高性能な中国製モデルが無料で利用可能になることで、高額な米国製インフラへの需要が減少する懸念を背景にこれらの動きを関連付けている。
Moonshot AIによると、アーキテクチャの改善により、同モデルのスケーリング効率は前世代の約2.5倍に向上している。