ニール・ヤング&ザ・クローム・ハーツが次作アルバムを完成させた。2025年の『Talkin’ to the Trees』に続く本作には、ヤングが10代だった1963年に書き下ろした未発表曲3曲が収録されている。レコーディングはカリフォルニア州マリブにあるリック・ルービンのシャンリラ・スタジオで行われ、ヤングは自身のウェブサイト「The Neil Young Archives」でプロジェクトの詳細を明かした。
ヤングは新作に向けて5曲を用意してセッションに臨み、初日に4曲、2日目に5曲目をレコーディングした。持ち曲がなくなったヤングは自身のアーカイブを調べ、彼が17歳でマニトバ州ウィニペグの高校時代のバンド、ザ・スクワイアーズで演奏していた1963年当時の未発表曲3曲を発掘した。「曲が尽きてしまい、もっと必要だった」とヤングはThe Neil Young Archivesに綴っている。「翌朝、頭の中で曲が鳴っていたので演奏してみた。アーカイブを確認すると1963年の未発表曲だとわかった。他にも見つかり、全部で3曲の未発表曲を発見したんだ。60年前の曲3曲と、出来立ての新作5曲だ!」彼らは4月1日の満月の夜にミキシングとマスタリングを完了させ、アルバムは完成に至った。ヤングはファンに届ける日を心待ちにしている。「とても速かった!今はマスタリング済みの完璧なレコードができあがっている。みんなに聴いてもらうのが待ちきれないし、僕が感じているのと同じものを感じてもらえたら嬉しい」と彼は付け加えた。アルバムはアナログとデジタルの両方の機材で録音され、音質の差を際立たせるために2つの異なるマスターが作成された。ヤングはアナログの優位性を強調し、デジタルを「最高品質の偽物」と呼ぶ一方で、アナログは「人生そのもののように奥深い」と表現した。これらの1963年の楽曲がインストゥルメンタルなのか、ザ・スクワイアーズ時代のトラックなのか、あるいはソロ録音なのかは明らかになっておらず、アルバムのタイトルも未定である(タイトルなし、あるいは「Second Song」に関連するものになる可能性がある)。このプロジェクトは、ヤングが2月に発表したザ・クローム・ハーツとのヨーロッパツアー中止に続くものだが、今後大規模なツアーを行う意向も示されている。