人工芝と比べて天然芝の方が選手の負傷を軽減するという指摘に対し、NFL側が反論している。2026年のFIFAワールドカップ開催後、すべてのフィールドを天然芝へ変更するよう、選手会(NFLPA)や選手らが要求している。
ラスベガス・レイダースのオーナーであるマーク・デイビス氏は、選手への安全上の懸念から本拠地ラスベガスのスタジアムに天然芝を導入した経緯を挙げ、天然芝を強く支持している。同氏は先週末のラスベガス・レビュー・ジャーナル紙の取材に対し、人工芝は選手に与える影響が大きいため、選択肢として考えられなかったと述べた。サンフランシスコ・49ersのタイトエンド、ジョージ・キトル選手はこの夏、およそ9割の選手が天然芝を好んでいると語った。現在、NFLスタジアムの半数ですでに天然芝が導入されており、アリゾナ・カージナルスは20年間にわたり同様の環境を維持している。一方、NFL側はフィールドの表面による負傷率に有意な差はないとの見解を維持している。NFLのフィールド担当ディレクターであるニック・パパス氏は火曜日、番組「ザ・ダン・パトリック・ショー」に出演し、2021年から2025年にかけての直近のデータでは、両方の芝生で同様の結果が出ていると語った。NFL選手会は2012年から2018年にかけての古いデータを引用し、人工芝では非接触型の足や膝の負傷が多いと指摘している。現在の労使協定は2030年シーズン終了後に失効する。