ドラフトアナリストのデーン・ブルグラー氏によると、ピッツバーグで2週間後に開催される2026年NFLドラフトを控える中、各チームは早くも2027年のクォーターバック候補に目を向け始めている。同氏は、スカウトとの対話の中でコンバイン以降、来年のドラフト候補に関する話題が頻繁に出ていることを指摘しており、この動きは今年のクォーターバック市場に対する期待の低さを浮き彫りにしている。
ピッツバーグでの開催が予定されている2026年NFLドラフトにおいて、クォーターバックのポジションに対する盛り上がりは限定的だ。2025年シーズン開幕前に抱かれていた高い期待は、蓋を開けてみれば肩透かしに終わったためである。アナリストらは、ドラフト全体1位でラスベガス・レイダースへの指名が予想されるフェルナンド・メンドーサと、1巡目から2巡目序盤での指名が見込まれるタイ・シンプソンの2名のみを、1巡目指名の有力候補として挙げている。あるNFL関係者は、ドラフトの最初の2日間で指名されるクォーターバックはこの2名のみとなる可能性も否定できず、3日間全体を通しても指名数は10名程度、その多くが3日目(最終日)になるだろうと示唆した。ジ・アスレチックのデーン・ブルグラー氏は、『ザ・リッチ・アイゼン・ショー』に出演し、各チームやスカウトとの対話の中で、自然と2027年のクラスへと話題が移っていることを明かした。「コンバインの頃から各チームやスカウトと話をしていると、2027年のクォーターバックのクラスが自然と話題に上ることが非常に多い」とブルグラー氏は語る。「各チームはすでに翌年のクラスに目を向けている。これは珍しいことではない。各チームは常に先を見越したスカウティングを行っているものだ」。テキサスのアーチ・マニング、ミシシッピのトリニダード・チャンブリス、オレゴンのダンテ・ムーア、オハイオ州立のジュリアン・セインといった候補選手たちを筆頭に、2027年のクラスは大きな注目を集めている。ポジションに安定感のある好チームは、今年のドラフトで行われる可能性が高いように、アグレッシブに指名へ動くか、それとも見送るかを決めるために、この先を見越したスカウティングを活用している。フランチャイズ・クォーターバックを模索しているピッツバーグ・スティーラーズのようなチームにとって、この熱気は2027年に向けての潜在的なターゲットを示唆するものとなっている。