北朝鮮は、金正恩総書記の立ち会いのもと、弾頭の性能を評価するために地対地戦術弾道ミサイル「火星11ラ」の試射を日曜日に実施したと、北朝鮮の国営メディアが月曜日に報じた。韓国軍は、新浦付近から日本海に向けてミサイルが発射されたことを探知した。韓国政府は、この行為を国連安全保障理事会決議違反であるとして非難した。
北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は、北朝鮮が日曜日の午前6時10分ごろ、新浦付近から日本海に向けてミサイル「火星11ラ」を発射したと月曜日に報じた。この試験は、「集束弾頭および破砕機雷弾頭」の威力を評価するためのものだった。同通信によると、5発のミサイルが約136キロ離れた島の近くの標的区域に「非常に高い密度」で命中し、戦闘能力を実証した。
金正恩総書記は、この試射に「大きな満足感」を示し、「特定の標的区域を制圧するための高密度打撃能力、ならびに高精度な打撃能力を向上させることは重大な意義がある」と述べた。
また同通信は、「多様な集束弾頭の開発と導入は、朝鮮人民軍の作戦上の要求をより満足かつ効果的な方法で満たすことができる」と付け加えた。金総書記は、軍の準備態勢のために武器開発チームに対し、最先端技術を追求するよう奨励した。
韓国軍の合同参謀本部は、複数の短距離弾道ミサイルが約140キロ飛行したことを探知し、米韓連合防衛態勢のもとでの準備態勢を再確認した。韓国の大統領府国家安保室は、今回の発射を国連安保理決議違反であると非難し、挑発行為を即時に中止するよう求めた。
北朝鮮による短距離弾道ミサイルの発射は、4月8日以来となる。