北朝鮮は木曜日、クラスター爆弾を弾頭とする地対地ミサイル「火星11型(Hwasong-11Ka)」の試射を行ったと発表した。国営メディアによると、今回の試験により、同ミサイルは6.5〜7ヘクタールの範囲の標的を最高密度の威力で「灰燼に帰す」ことが可能であることが確認された。この発射は、月曜日から水曜日にかけて実施された兵器試験の一環である。
北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は木曜日、クラスター爆弾弾頭を搭載した戦術弾道ミサイル「火星11型」を発射したと報じた。この試験は、同ミサイルのクラスター弾の戦闘運用と威力を評価することを目的としていた。KCNAは、同ミサイルについて「6.5〜7ヘクタールの範囲のあらゆる標的を最高密度の威力で灰燼に帰すことができる」と伝えた。
韓国軍は水曜日の午後、元山地域から東海に向けて短距離弾道ミサイルが発射されたのを探知した。同日の午前中にも複数回の発射が行われていた。また火曜日には、平壌近郊から発射された未確認の飛翔体が打ち上げ直後に消失しており、失敗した模様である。これらのミサイルは、ロシアのイスカンデル・ミサイルに相当する北朝鮮版「KN-23」系列のものとみられる。
北朝鮮は他にも、移動式短距離対空ミサイルシステムの戦闘信頼性、電磁兵器システム、そして「炭素繊維散布弾」の散布試験を実施した。また、低コストの材料を使用したエンジンの最大負荷試験のための射撃も行われた。KCNAは、これらの試験は定期的な兵器のアップグレードを通じて北朝鮮軍の発展に「大きな意義」を持つものだと説明した。
北朝鮮の金正恩総書記は試験現場には立ち会っておらず、国営メディアも同氏の視察については言及していない。相次ぐミサイル発射は、韓国による緊張緩和の取り組みの中で、平壌がソウルに対して敵対的な姿勢を崩していないことを改めて示した。李在明(イ・ジェミョン)大統領は月曜日の北朝鮮へのドローン侵入について遺憾の意を表明したが、北朝鮮の張錦哲(チャン・グムチョル)氏は、金与正(キム・ヨジョン)氏の反応に対するソウルの前向きな解釈を「妄想」であり「明確な警告」であると一蹴した。