新しい理論研究により、光子の反射中に鏡を急激に除去すると、さまざまな周波数帯にわたって複数の光子が生成されることが示された。
ノルウェーの3人の物理学者が、光子が鏡で反射している最中にその鏡を引き抜いた場合の結果を計算した。この急激な変化により、元の狭帯域光子は、異なる周波数の多数の光子を含む重ね合わせ状態へと変化する。
この研究はPhysical Review Lettersに掲載されており、DOIは10.1103/94pm-hp34である。この研究は、光子を点粒子ではなく、時間と周波数において広がりのある対象物と見なす考え方に基づいている。
この実験を行うには、狭帯域の単一光子源と、約10フェムト秒で反射から透過へと切り替わる材料が必要となる。研究者らは、同様のミラー切り替え技術はすでに超短レーザーパルスの短縮に使用されているが、単一光子バージョンについては実証が待たれる状態であると指摘している。
彼らは、適切な実験が約1年以内に実現可能になると予測している。