パッツィ・ケンジットが、デヴィッド・ボウイとの言葉なきヘアブラシでの出来事を、自身の人生で最も官能的な瞬間だったと語った。58歳の女優である彼女は、1986年の映画『ビギナーズ』の撮影中に起きたこのエピソードを明かした。
ケンジットは、ボウイ演じるヴェンディス・パートナーズの相手役、クレープ・スゼット役に16歳で抜擢された。彼女はシェパートン・スタジオのメイク室で座っていた際、亡きロックスターがブラシを手に取り、無言のまま彼女の長い髪を梳かしてくれた時のことを回想した。
「それはこれまでの人生で最も官能的な瞬間でしたが、決して奇妙なことではなく、美しい時間でした」と彼女はデイリー・テレグラフ紙に語った。13歳の頃からボウイに夢中だった彼女は、彼が自分に恋をしてくれることをひそかに願っていたという。
ボウイは2016年に69歳で死去した。ケンジットは監督のジュリアン・テンプルとの緊張関係にも触れ、もし当時の自分がもう少し年長であれば、二人の関係性は異なっていたかもしれないと語った。