QuEra、2029年までの強力な量子システム開発ロードマップを発表

量子コンピューティングのスタートアップであるQuEraは、2028年からAmazon Web Services上で実用的なマシンを提供するハードウェアの大幅な進歩に向けた計画を概説した。

同社は先週、更新されたロードマップを発表した。現在利用可能なノイズのある中規模量子システム(NISQ)の販売は今後行わず、1万個以上の物理量子ビットを搭載し、256個のエラー訂正された論理量子ビットをサポート可能なマシンへ直接移行する方針だ。

QuEraの幹部であるYuval Borger氏はArs Technicaに対し、同社がNISQシステムの販売を中止するという戦略的決定を下したと語った。2028年に計画されているシステムは99.9999パーセントのエラーフリー運用を目指しており、数百万回もの演算を成功させることを可能にする。

2029年を目指す後継機では、ハードウェア量子ビットを倍増させ、さらに高いエラー耐性を備えた1,000個以上の論理量子ビットをサポートする予定である。同社は、残された多くの課題は量子物理学そのものよりも、制御用電子機器やリアルタイムでのエラー訂正といった古典的な工学タスクに関連していると指摘している。

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