デザイナーのケイト・マレヴィとローラ・マレヴィは、ウェブにインスパイアされたデザインと彫刻的なドレスを特徴とするロダルテの2026年秋レディ・トゥ・ウェア・コレクションを発表した。ショーでは、精巧なビーズのウェブと映画を思わせるドラマチックな照明が際立っていた。姉妹は、長年抱いてきたクモのモチーフへの関心からインスピレーションを得ている。
2006年にケイト・マレヴィとローラ・マレヴィの姉妹によって設立されたロダルテは、2008年春のコブウェブ(クモの巣)セーターに見られるように、ロマンチックな要素とエッジの効いたひねりを長年融合させてきた。今回の2026年秋レディ・トゥ・ウェア・コレクションは、そのテーマを継承し、ランウェイでモデルが着用したチュールを巻いた巨大なワイヤー製のウェブハットなど、クモの巣のモチーフが際立っている。ローラ・マレヴィはこのコンセプトについて「ウェブが紡がれるというアイデアであり、腐敗や分解といったことではなく、別の視点から考えたもの」と説明した。繊細な手作業によるビーズのウェブが、チュールや様々なシャンティリーレースを用いたガウンの上で輝き、アンカーピースとしての役割を果たしている。オープニングのルックでは、流れるようなドレープのレースで縁取られたスモック加工のシフォントップが登場し、カスケードフリルと長いトレーンが合わせられた。その他、シャーリングタフタで作られたドラマチックな彫刻的ドレスも際立っている。ケイト・マレヴィは、ルネサンス様式とゴシック様式の美学の中間を目指したと語った。このコレクションは、物語的なストーリーテリングよりもドレープと構築性に重点を置いている。映画『サスペリア』にインスパイアされた照明がムードのある雰囲気を演出したが、ディテールが見えにくくなる場面もあった。ローラ・マレヴィは「映画における素晴らしい衣装の瞬間や、本当に美しい照明について考えることが多かったのかもしれない」と語った。姉妹の映画に対する親和性は、彼女たちの作品に深い影響を与えている。