サンアントニオ市のジーナ・オーティス・ジョーンズ市長は、7月4日にアラモドームで予定されているイェ(Ye)のコンサートを中止するよう求めた。市長は、同ラッパーによる過去の反ユダヤ主義的な発言やヘイトスピーチを理由に挙げている。現時点では公演は予定通りとされており、チケットも販売中である。
サンアントニオ市のジーナ・オーティス・ジョーンズ市長は6月20日、自身のXアカウントにイベント中止を支持する旨を投稿した。「『ミリタリー・シティUSA(米軍の街)』である当市が、ヘイトスピーチや反ユダヤ主義的発言の経歴を持つ人物を、アラモドームのような市が資金提供する施設に招くべきではない。いかなる時であっても、ましてや国家の250周年記念日である7月4日にあってはなおさらだ」と述べている。
かつてカニエ・ウェストの名で知られたこのラッパーは、先週、独立記念日の公演を発表した。チケット価格は127.50ドルから1,461.25ドル。アラモドームの収容人数は7万人を超える。
オーティス・ジョーンズ市長は、「反ユダヤ主義に立ち向かうことこそが、より完璧な連邦を実現するために必要なことだ」と付け加えた。フロリダ州選出のリック・スコット上院議員も先月、イェが予定していたタンパでの公演(6月26日および28日)に関して同様の要請を行っている。
イェは、過去の発言を理由とした欧州での公演中止にもかかわらず、今年は複数の都市でライブを行っている。サンアントニオでのコンサートは、アルバニア、スペイン、ポルトガル、シカゴなどを含む夏の日程の一環である。