韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相は4月15日、ソウルで国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長と会談し、昨年の米韓首脳会談で合意された韓国の原子力潜水艦計画および北朝鮮の核活動について協議した。趙外相は核拡散防止条約(NPT)の義務遵守を再確認し、韓国の「完全かつ明確な」核不拡散への取り組みに対し、グロッシー事務局長から称賛を得た。
趙外相は、米韓首脳会談の合意に基づく民生用ウラン濃縮や使用済み核燃料の再処理能力を含む原子力潜水艦プロジェクトについて、IAEAと継続的に連携していくことを約束した。これは、米エネルギー長官との最近の迅速な実行に関する再確認を含む二国間協議を受けたものである。
グロッシー事務局長は記者会見で、趙外相から「韓国は核不拡散の責務を完全に維持する」との保証を得たと述べた。また、IAEAの保障措置を通じて潜水艦と核兵器開発を切り離すための「鉄壁の」保証を強調し、今回の会談を議論の「キックオフ」と表現した。
北朝鮮問題について、趙外相は朝鮮半島の敵対関係を終結させ、平和的な共存を築くという韓国政府の方針を説明した。グロッシー事務局長はこれに支持を表明し、ロシアから北朝鮮への核技術移転の証拠はないとした上で、2009年以来査察が行われていないものの、IAEAが引き続き技術的な役割を果たすことを強調した。