最新の研究によると、ニコチンパウチの使用は歯肉退縮や口腔内の刺激と関連があることが分かりました。この知見は、口腔粘膜への影響をスヌースと比較した初の研究から得られたものです。
カロリンスカ研究所のカリン・レゲルト氏率いる研究チームは、18歳から30歳の成人272名を対象に調査を行いました。その内訳は、ニコチンパウチ使用者が126名、スヌース使用者が63名、非使用者が83名です。参加者は少なくとも3か月以上にわたり、1日5回以上これらの製品を使用していました。調査の結果、歯肉退縮はニコチンパウチ使用者の45%、スヌース使用者の52%に見られ、非使用者の6%と比較して高い割合となりました。退縮は通常、製品を装着していた箇所で見られました。また、ニコチンパウチの使用者は、スヌースの使用者に比べて赤みや不快感を訴える人が多いことも報告されています。レゲルト氏は、フレーバーが刺激の一因となっている可能性があると指摘しています。ヨーテボリ大学のギータ・ゲール氏は、これらの製品を無害であると考えるべきではないと述べています。本研究は『Oral Diseases』誌に掲載されました。