テスラは、ベルリン・ブランデンブルク・ギガファクトリーにおいて、スタートアップ企業がバッテリー製造技術を試験できる新たなプログラムの応募受付を開始した。「JUNI x Tesla Battery Cell Giga Challenge」は、材料、設備、運用、自動化、人工知能の分野におけるソリューションを対象としている。選出された参加者は、同社の4680型セルチームと有償のパイロットプロジェクトに取り組む可能性がある。
この取り組みは、工場長のアンドレ・ティーリグ氏が2026年5月12日に発表した2億5000万ドルの投資計画と連動しており、年間4680型セル生産能力を8GWhから18GWhへと拡大するものである。ティーリグ氏は、この拡張により「年間18GWhの4680型セル生産が可能となり、1500人以上の新規雇用が創出される」と述べた。応募締め切りは2026年7月24日。テスラは応募者に対し、初期段階のコンセプトではなく、稼働するプロトタイプ、試験データ、または以前のパイロットプロジェクトの実績を示すよう求めている。プログラムは、グリュンハイデ拠点のセル製造チームが管理する。テスラは2020年に同拠点での大規模なバッテリーセル生産計画を初めて公表したが、2022年には一時的に焦点を他へ移していた。今回の再始動により、同拠点へのバッテリー関連投資額は合計で10億ドルを超えることとなる。このコンテストは、新たな生産目標の達成を支援する外部技術の獲得を目指している。