トム・ハンクスは、アカデミー賞に声優専用の部門を設ける必要はないとの考えを示した。その代わり、声優も既存の主演男優賞や主演女優賞の候補対象になるべきだと主張している。このコメントは、次回作『トイ・ストーリー5』のプロモーション中に語られた。
ゴールド・ダービーのインタビューに応じたハンクスは、アカデミー賞にはすでに十分な数の部門があると考えていると語った。「実際のところ、声優が主演男優賞を受賞することは十分にあり得ます」と彼は説明し、「審査基準は『心動かされた演技かどうか』であるはずです」と述べた。
彼はアンディ・サーキスの例を挙げ、画面に姿を現さなくてもノミネートに近い評価を得た俳優がいることを指摘した。「もし観客が心を動かされたなら、それは人間による演技に心を動かされたということ。必要なのはそれだけです」とハンクスは付け加えた。
ハンクスはこれまでに、『フィラデルフィア』(1993年)と『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)でアカデミー主演男優賞を2度受賞している。また、1995年には『トイ・ストーリー』第1作でウッディの声を担当し、アニー賞にノミネートされた経験もある。なお、これまで声のみの演技がアカデミー賞の俳優部門にノミネートされた例はない。
『トイ・ストーリー5』は6月19日に劇場公開予定である。