世界トップ10の男子・女子テニス選手ら、カルロス・アルカラスやアリーナ・サバレンカを含む選手らが、3つのグランドスラムからの選手協議会設置の提案を拒否した。彼らは賞金配分と選手福祉に関する実質的な回答を求め、さらなる会合を保留。紛争はスポーツの収益分配とガバナンスに対する持続的な不満を浮き彫りにしている。
テニス報酬紛争は2026年全豪オープン後に激化し、トップ選手らが先週、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンの主催者に書簡を送付した。この書簡は来月インドウェルズ・マスターズでの会合提案と、トーナメント運営への選手影響力強化を目的としたグランドスラム選手協議会の設置招待を拒否した。「別の会合にコミットする前に、グランドスラムが個別または共同で、賞金のグランドスラム収益からの公正なシェアに関する選手らの具体的な提案、および選手の健康・福祉・福利厚生への拠出について、実質的な回答を提供するのがより生産的だ」と書簡は述べた。さらに、「選手らはガバナンス構造が重要な役割を果たすことを認めているが、協議会設置を経済的核心問題より優先すれば、意味ある進展を遅らせるプロセス議論になる恐れがある」と指摘した。報酬向上の動きは昨年全仏オープンで始まり、アルカラス、ヤニック・シンナー、アリーナ・サバレンカ、ココ・ガウフら代表団が4大大会に対し、2030年までに収益の22%へ賞金総額を引き上げるよう要請、ATP・WTA基準に合わせた。現在、シェアは遅れ、全豪の過去最高8500万豪ドル賞金プールは収入の約16%、ウィンブルドンの5000万ポンドは昨年4億650万ポンドの12.3%だ。テニスオーストラリアはこのやり取りから離脱、プロテニス選手協会(PTPA)に加わり、他の3スラムをニューヨークで独占禁止的慣行で提訴中。女子選手らは全豪後特に失望を表明、非相談のプライベートウォームアップエリアへのカメラ設置(ガウフがエリナ・スビトリナ戦敗退後ラケット破壊の動画が拡散)を挙げ、クレイグ・タイリー監督の2027年女子QF以降の5セットマッチ制非公式提案も批判。タイリー氏は「今私が言っていることの一つは、女子は3セット先取制にすべきだと思う」と発言。これが選手福祉とテニスガバナンスの公平性への広範な懸念を煽っている。