アルゼンチンのラッパーTruenoが、自身の4枚目のスタジオ・アルバム『TURR4ZO』について、ヒップホップとアルゼンチンのルーツ、そしてグローバルな影響を融合させた作品であると明かした。フルリリースの先行公開として、Milo JやMaria Becerraといったアーティストとのコラボレーションが収録されている。Truenoはこの作品を、ダンス・リズムと反骨のメッセージを融合させた個人的なオマージュであると語った。
ラテン・グラミー賞での評価も記憶に新しいTruenoは、『TURR4ZO』が自身のブエノスアイレスの近隣というルーツに深く根ざしていると説明した。本作にはLos Wachiturrosのサンプリングが取り入れられており、アーバン、カリビアン、ロックの要素がヒップホップとミックスされている。アルバムタイトルは、制作終盤にトラックの「TURRAZO」から生まれたもので、自身のアルゼンチン人としてのアイデンティティと歩みを象徴しているという。Truenoは「このアルバムはクレイジーな作品になった!」と語り、過去の作品である『Atrevido』、『BIEN O MAL』、『EL ÚLTIMO BAILE』のテーマを凝縮し、新たなものへと昇華させたことを強調した。コラボレーターにはMilo J、Maria Becerraのほか、「PITY IN THE SKY」でのPityや、「1000 HORAS」でのAndrés Calamaroらが名を連ねる。両親に捧げた「RAIN IV」、アルゼンチンに向けた「PUMA」、南米への思いを込めた「ESTILO SUDAKA」、そして家族にインスパイアされた「URUGUAY」といった楽曲が、作品に献身的な層を重ねている。Truenoはカスタム仕様のNike Shox R4スニーカーを同梱したシングル「X UNAS LLANTAS」をリリースし、「Tírate un Paso」のミュージックビデオも公開した。TruenoはHypebeastに対し、「(『TURR4ZO』は)非常に踊りやすく、受け入れやすい作品という仮面をかぶっていますが、その裏にはメッセージも隠されています。相反するものを結びつけることで、より繊細な形で表現しているのです」と語った。また、Sonyを通じて苦労して権利をクリアした意図的なサンプリングについて触れ、リスナーが繰り返し聴く中でサブリミナルなメッセージを発見してくれることを期待していると述べた。Truenoは本作を、ラップの新たな地平を探求するための転換点と位置づけている。