ドナルド・トランプ大統領は、全米科学アカデミーが裁判所の判決に影響を与えた「信用できない」気候変動関連の報告書を発行したと非難し、連邦当局に同団体の調査を指示した。この動きは、連邦政府から数億ドルの補助金を受けている税金投入団体を標的としたものだが、アカデミー側は本件についてコメントしていない。
トランプ氏はSNSのTruth Socialで、全米科学アカデミーが連邦裁判官向けに気候変動に関する不正な報告書を作成したと投稿した。同氏は、これらの資料が活動家に大きな法的勝利をもたらし、国に甚大な損失を与えたと主張している。
大統領は政府の調達停止・除名担当官に対し、同アカデミーの行為を精査するよう命じた。同氏は、国民の税金が「気候変動詐欺」と呼ぶものに投入されるべきではなく、裁判官もこれに依拠すべきではないと述べている。
連邦最高裁判所では今年、温室効果ガス排出を巡りコロラド州ボルダー市が石油会社を訴えた裁判で弁論が行われる予定である。2024年、同アカデミーは運輸省から8400万ドル、国防総省から3300万ドル、エネルギー省から700万ドルの資金提供を受けている。