英国の裁判所は、香港のロンドン経済貿易代表部に関与していた男2人に対し、中国当局のためにスパイ行為を行ったとして有罪判決を下した。木曜、ビル・ユエン(Yuen Chung-biu)とピーター・ワイ(Wai Chi-leung)の両被告は、外国の情報機関を支援した罪で有罪となった。
この有罪判決は、両被告の逮捕によって香港の在外事務所が注目を集めてから2年を経て下された。香港警察の元警視で、香港経済貿易代表部(ロンドン)のマネージャーを務めていたユエン被告は、香港当局からの監視要請をワイ被告に伝えたとして告発されていた。
検察側によると、英国国境警備隊の職員であったワイ被告は、内務省のコンピュータシステムへのアクセス権を利用し、英国在住の香港人活動家の個人情報を収集していたという。
香港政府の広報担当者は、今回の事件は同政府の行政やロンドン事務所とは「全く無関係」であると述べた。さらに同担当者は「我々はこの件に関与していない」と付け加え、香港当局に対する「根拠のない主張」を否定した。