ウクライナ出身の力士、青ニシキ(本名:ダニロ・ヤフビシシン)が、東京の両国国技館で行われた新年場所で、12勝3敗の成績で四股名・朝海富士をプレーオフで破り、2大会連続優勝を果たした。21歳の新大関は、昨年11月の九州場所に続き、皇帝杯を手にした初のウクライナ人となった。戦争を逃れて3年前に日本に来た彼の急成長が、相撲界に新たな風を吹き込んでいる。
青ニシキは、2023年7月にプロデビュー以来、無敗の成績を維持し、記録的な速さで大関に昇進した。新年場所最終日、12勝3敗で朝海富士と同率首位となり、プレーオフで左腕の「首投げ」を決め、勝利を収めた。試合後、彼は「皆さんのおかげで勝てました」と流暢な日本語で観客に感謝の言葉を述べ、次の大阪春場所でのさらなる活躍を誓った。
青ニシキはウクライナ中部生まれで、7歳から相撲を始め、17歳で全国チャンピオンとなった。ロシアの侵攻後、18歳以上の男性の徴兵を免れ、ドイツ経由で日本へ移住。両親はドイツに残り、彼は言語を知らずに到着した。ウクライナ出身のプロ力士としては、椎椎に続く2人目だ。
この勝利は、約20年ぶりに新大関として初場所で優勝した力士となった(白鵬以来)。欧州出身者として4人目の大関で、横綱昇進への道が開けた。欧州生まれの横綱は未だおらず、次回優勝すれば有力候補となる。相撲の伝統に国際色が加わり、ファンの期待が高まっている。
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