家族連合(旧統一教会)は3月9日、東京高裁の解散命令の決定を覆すため、最高裁に特別上告を提出した。この上告は、東京地裁の解散命令を高裁が先週支持した後の措置だ。解散命令は有効となっており、清算手続きが進められているが、最高裁の判断次第で停止される可能性がある。
家族連合は、正式名称をFamily Federation for World Peace and Unificationという宗教団体で、旧称はUnification Churchである。同団体は3月9日(月曜日)、東京高裁が前週に下した解散命令を覆すための特別上告を最高裁に提出した。
東京地裁は2025年3月に解散を命じ、これを東京高裁が2026年3月4日(水曜日)に支持した。この決定により、団体は宗教法人としての地位を失い、役員が辞任した。裁判所が選任した清算人は、被害者への補償を目的に資産の清算手続きを開始した。最高裁が解散命令を取り消せば、清算は停止される。
高裁の判決は、1973年から2016年にかけて少なくとも506人に74億円の損害を与えたことを確認した。文部科学省は2023年10月に解散命令を請求した。これは宗教法人に対する民法違反に基づく初の解散命令事例であり、過去に2つの宗教団体が解散を命じられた例がある。
宗教法人法では、「法律や規制に違反し、公衆の福祉を著しく害する行為」があれば、裁判所が解散を命じることができると規定されている。