日本の高市早苗首相は日曜日に、戦後憲法を時代に合わせて定期的に更新すべきだと強調し、憲法改正の意向を再び示した。憲法記念日に改正推進派の集会でビデオメッセージを送り、国民への丁寧な説明と与野党協力による国会での議論を約束した。一方、全国で憲法を守れとの集会も行われた。
高市早苗首相は憲法記念日の集会でビデオメッセージを寄せ、「国のかなめである憲法は、時代に即して定期的に更新していくべきだ」と述べた。改正案について国民に丁寧に説明し、自民党は「他党の協力を得ながら国会で議論を進め、結論に至る」方針を示した。
高市氏は保守強硬派として知られ、1947年に施行された憲法の改正を第二次世界大戦後初めて目指している。改正の対象として戦力不保持を定める第9条が注目されており、同条は日本戦後平和主義の象徴だ。改正には国会両院で3分の2以上の賛成と国民投票での過半数が必要で、自民党は衆院で3分の2を確保、参院でも改正派で達成可能だ。
4月の自民党大会で、高市氏は来年の党大会までに改正案提出を目指すと述べていた。元内閣特別顧問の谷口智彦氏は集会で「第9条が中心だ。迂回を避けよ」と警告した。
一方、東京や大阪などで護憲派の集会が開かれ、ノンフィクション作家の吉岡忍氏は「国旗冒涜を犯罪化する動きは中央集権を強め、戦争国家へつながる」と批判。戦中を経験した87歳の渡辺春香氏は「憲法を我が子のように大切に次世代へ」と訴えた。共同通信の世論調査では、73%が与野党の広範な合意を優先すべきと回答した。