与党・共に民主党が提案した憲法改正案は、野党・国民の力による国会での議事妨害を受け、金曜日に再び廃案となった。
国会の禹元植議長は本会議を開いたものの、国民の力がフィリバスター(議事妨害)を予告したため、採決は見送られた。禹議長は、39年ぶりとなる憲法改正案の採決が不成立に終わることを避けるために努力してきたと述べた。
改正案では、戒厳令の宣言には国会の即時承認が必要であり、国会が48時間以内に拒否すれば戒厳令は自動的に終了することなどが盛り込まれていた。また、憲法前文に1980年の光州民主化運動と1979年の釜馬民主抗争への言及を追加することも目指していた。
大統領府の康由禎報道官は、青瓦台を代表して遺憾の意を表明し、尹錫悦前大統領による2024年12月の戒厳令発令を受け、国家安全保障と民主主義を守るための措置に反対する野党の姿勢を国民は理解しがたいだろうと述べた。李在明大統領は、改正は段階的に進めることも可能であるとの見解を示している。
本法案は、共に民主党と小政党の議員187名の支持を得ていた。憲法改正には国民投票の前に国会で3分の2以上の賛成が必要となる。