東京高等裁判所は3月4日、統一教会の解散命令に関する下級裁判所の決定を支持するかどうかを判断する。解散命令が維持されれば、最高裁判所への上告に関わらず即時発効し、清算手続きが開始される。この決定は、2022年の安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけとした公的批判の高まりを受けて進められている。
2026年2月4日、情報筋によると、東京高等裁判所は3月4日に統一教会(正式名称:世界平和統一家庭連合)の解散命令を巡る審理を行う予定だ。この命令が維持されれば、教会は宗教法人としての地位を失い、税制優遇の対象外となるが、任意団体として活動を継続できる可能性がある。
背景には、2022年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件がある。犯人は教会に対する恨みを抱き、安倍氏が同教会とつながりがあると信じて標的にしたとされる。これにより、教会の寄付強要などの問題が社会的な批判を呼んだ。2023年10月、文化庁は東京地方裁判所に対し、教会の解散を求める申し立てを行った。
2025年3月、地方裁判所は民法違反の違法行為を理由に解散命令を発令。教会は直ちに控訴した。控訴審では、教会側は寄付被害者との集団調停に同意したため解散は不要だと主張した。上告審の審理は2025年11月に終了した。
この決定は、教会の将来に大きな影響を及ぼす。解散すれば、清算手続きが始まり、資産処分が進む。一方、教会は活動の継続を模索するだろう。