韓国の丁世鉉(チョン・ドンヨン)統一部長官は金曜日、北朝鮮の非核化を最優先とする従来のアプローチから転換すべきだと主張した。同長官は、この前提条件が外交を停滞させ、過去30年間にわたり北朝鮮が核能力を増強させる隙を与えてきたと指摘した。
丁長官は、聯合ニュースが共催した「朝鮮半島シンポジウム」の基調演説でこれらの見解を述べた。同長官は「過去30年が示してきた通り、非核化という高いハードルによって平和交渉が中断されるたびに、北朝鮮はその期間を利用して核能力をさらに向上させてきた」と語った。
また、核問題が解決した後にのみ平和体制を議論できるという従来の考え方から脱却する必要性を強調した。その代わりとして、核凍結、削減、非核化という3段階のアプローチを提案した。
丁長官は、このプロセスは米国と北朝鮮の対話から始めるべきだと述べた。2018年のシンガポールでの首脳会談の合意に言及し、両国に対し、相互の敵対関係を終わらせ新たな関係を構築するために、直ちに対話を再開するよう促した。